経営成績に関する分析(2016年9月期)
概要

 2016年2月に実質0円端末が廃止される前は、携帯キャリアのキャッシュバック・キャンペーンによりスマートフォン端末の販売台数は一時的に伸びましたが、その廃止以降は同端末の販売台数は伸び悩み、低調に推移しました。
 そのような環境のもと、全国の携帯ショップを中心に顧客単価(ARPU)の高い自社コンテンツのスマートフォン有料会員獲得に注力しましたが、第2四半期以降、有料会員獲得が振るわなかったことにより2016年9月末の同有料会員数は569万人(2015年9月末比31万人減)となり、有料会員数合計は722万人(同72万人減)となりました。
 前期と比べて有料会員数合計は減少している一方、動画配信の品揃えが強化された『music.jp』を中心にスマートフォン有料会員のARPUの上昇傾向が続いていることから、売上高は32,844百万円(前期比1.8%減)、売上総利益は27,490百万円(同1.9%減)と微減にとどまりました。
 営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、有料会員獲得が振るわなかったことに伴い広告宣伝費が前期と比べて大幅に減少したことを主因に販売費及び一般管理費が減少したことから、それぞれ5,355百万円(同26.1%増)、5,310百万円(同28.2%増)、3,317百万円(同27.2%増)となり、過去最高益を更新しました。

【連結業績】

(単位:百万円)

2016/9 2015/9 増減額 増減率
売上高 32,844 33,461 △617 △1.8%
売上総利益 27,490 28,022 △531 △1.9%
営業利益 5,355 4,245 1,100 26.1%
経常利益 5,310 4,144 1,166 28.2%
親会社株主に帰属する
当期純利益
3,317 2,607 710 27.2%